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C900I・2ドアセダンのリングギヤが!!苦悩編。。。。
前回は苦悩編へと続くとあったように、完全にドツボにはまったのだった。
元のサイドベアリングのレースがフランジ側にあり、この車の場合はミッションケースとフランジの間に入れるシムでプレロードとバックラッシュを調整する。
左側シムは0.5mmと0.3mm
右側シムは0.5mmと0.3mmが入っていた。
プレロードのシム厚は合計で1.6mmになる。
サイドベアリング再使用なので、プレロード1.6mmは緩くなっていると思われ、多少はバックラッシュ調整時に加減しようとい目論見だった。

微調整用用に、工場内にぶら下がってた0.15mmのシムも発見。
まずは元から付いていたシムで組む。
バックラッシュはガッタンガッタンである。
ダイアルゲージを当てるまでもない。
右側のシム0.3mmを抜いて、左側に入れる。
左右合計のシム厚ならプレロードそのままでリングギヤがピニオンギヤ側に寄ってバックラッシュが詰まる。
どの車のデフでも、調整の仕組みは違っても、理屈は同じで、基準内に入らずして、OKとはなりえない。

そう、基準内に入らないと、いけないし、そのように調整しなければならないのだが、最終的に右のシムを全部左側に入れてもバックラッシュが、ぎりぎりの範囲にしか、たどり着かないのだった。
歯当たりは、出てないというか、どこで当たってるのか、わからん状態。
別のリングギヤを組む掟破りなのだから、多少はシムの組み合わせが偏るかもとは思っていたが、これは完全にNGである。
片側シムなしだと、これ以上調整代はないのである。

もう一度何がどう違うか見直しである。
デフシム調整
サイドベアリングを外して90yと88yのデフを定盤の上で、あちこち測ってみる。
ノギスでリングギヤの厚みを見るとどうも、暑さが違う。

リングギヤを両方外してみる。
リングギヤ1
定盤の上で、測ると88y33丁のギヤは0.8mm分90yの35丁ギヤより薄かったのである。(納得。。。)
リングギヤを持ち比べると、33丁の方が、軽い。薄い分当然か。。。
馬鹿者が掟破りをしようとしても、できないようになっているのだった。

リングギヤ2

35丁のリングギヤの入っているミッションには、35丁ののリングギヤしか組めない。(33丁もまた同じく)
有効利用できると思っていたが、ミスマッチだった。

89年からはMT、ATも35丁なので、捜索するが、走行可能な部品取り用のATはあるが、デフを抜き取れば、そのATは使用不能になってしまう。

と、目に止まったのが、シリンダーヘッドのガスケット抜けで、ヘッド外して、ピストンをよ〜く見たら、2番と3番のピストンがご臨終なっていて、丸ごと部品取車のと入れ替えたが、ATは無事だったので処分せずに置いてあった半使用済みパーツである。

ATは無事と言っても25万kmを超えたATなので、このATを乗せ換えて使う事はもはやあるまい。
92年式なので、35丁のリングギヤだから使える。こいつを頂こう。

92yat
早速、取り出して、リングギヤを取り外す。
下の画像は、リングギヤをつけ忘れたとかの間抜けな画像ではない。
元のデフ(90年式)にサイドベアリングだけ付けてまずは、プレロードだけ下調べしているのである。
リングギヤがないので、ピニオンギヤとかみ合う抵抗がない分、プレロードの加減でサイドベアリングの抵抗(重い、軽い)がよくわかって、バックラッシュの調整時に都合がよい。

プレロード点検
プレロードのシム厚は1.60(軽い)〜1.50(重い)の間ならいいんでないかい、となった。
左側シム0.5+0.3で0.8mm、右側シム0.3+0.3+0.15で0.75mmでプレロード1.55mm。
バックラッシュは調整で0.15mmで基準値となり、歯当たりも良好で、まず、一応の目途が付き、後は実走行で、異音が出ない事を祈るしかない。

その後の、作業は全く進んでない。(オーナー様すみません)
GW前の駆け込み入庫や、イレギュラーな故障入庫の対応で、手が付けられないのだった。。。。
今のところ、車検受けの車が、2台、何やかんやで停滞中。。。



 
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