2012年式997ターボS
今年の7月登録なんですが、モデルイヤーでは2012年になるんです。

もちろん入念な慣らし中。
PCCB(ポルシェ・セラミック・コンポジット・ブレーキ)
ブレーキもまだ完全に当たりはついていないとは思いますが、街中では足の裏の感覚でコントロールする感じ。
恐らくフルブレーキかけたらハンドルにヘッドバット食らわしてしまうだろう。多分。

サーブC900・EX側バルブタイミング1コマ遅れ
初めて当社に来られた時点でアイドリングぶるぶるでした。
こんなものだと思っていたそうですが、走りは結構普通なので様子見でした。
今回原因追求となりました。
過去の整備記録ではヘッドガスケット交換の記載はありませんが、間違いなくシリンダーヘッドの脱着はやってるとの確信はありました。
シリンダーヘッドが反って、バルブシートが歪んでロスしてるか、バルタイずれて組んでるのか?
え〜い、バルブカバー外してバルタイチェック

コンバータープレートのTDC(圧縮上死点)No.1シリンダー0位置であわせます。

エキゾースト側しっかりずれてます。
勝手に1コマずれるわけないし。
ついでにと言うか、折角なのでロステストもしました。
点火順序1-3-4-2でそれぞれ圧縮上死点を出しエアーを注入してエア漏れを調べる点検方法です。
結構面倒臭いですが、得られる情報、結果は数値しか読めないコンプレッション(圧縮圧?)測定よりもはるかに多いです。

No.1シリンダー9%リーク 良好です。
プラグホールにアダプターをセットしてリークテスターのエアーレギュレターを0に合わせてからアダプターに接続します。これを1-3-4-2と4回繰り返します。
圧縮上死点(吸気・排気バルブは当然閉じてます。)なので送られたエアー圧は理論上は漏れない事になります。
吸気側のバルブの気密が悪いと吸気側からシューとエアの音がし、排気側からだとマフラーテールパイプからシューと風が出てきます。ピストンリングが折れてるかピストン、シリンダー側から漏れると
ブローバイから風が出てきます。ただし、ピストンリングの合い口がたまたま揃ってる可能性もあります。
もちろん、リークの数値は程度問題で50%以上だとその気筒は異常で、その漏れの判定もできます。

No.4の4%は上等です。
No.2とNo.3のリークが多いのはオーバーヒートでのシリンダーヘッドの反り、経年劣化での反りによってシリンダーヘッド中心部付近のバルブシートの歪みからくるもので、10万km前後走行でヘッド面研磨、バルブシートカット、すり合わせもなしだとこのような数値でおかしくはないです。
バルブタイミング正規に調整後は当然のごとく正常なアイドリングになりました。
多分、素人さんが自力でされたんだと思います。
カイエンターボ・ウォーターポンプからクーラント漏れ

ラジエターファンシュラウド外してしまってます。
ウォーターポンプ交換済みとの事だったので、まさか、まさかであちこち見るのに余計なものまで外してしまいました。
カイエンターボのインタークーラーパイプは知恵の輪。
ファンモーター付きのファンシュラウドでかいは、激重、激硬でシュラウド引き抜くまでに手が何度もギロチン攻めにあい手がボロボロになりました。

スロットルボディ外せば上からウォーターポンプ外せます。
ウォーターポンプ不良品(水抜きのメクラ栓からの微妙で変な漏れ方)だったと判っても後の祭りでした。
では来年もよろしくお願いいたします。

























